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2003年8月 7日

「今後増えるのか?blogな人とblogな会社」

「今後増えるのか?blogな人とblogな会社」

精力的にblogを書きつづる市場通信代表取締役波多野氏のblog考。実は弊社のビジネスパートナーで、波多野氏の「波多野blog」も弊社で構築したものです。かなり読み応えがありますので、機会があればみなさんも是非。

ネット関係者や『blog』な人たちからは冷たい目でみられるかもしれないが、この機能とMOVABLE TYPEの使いやすさから思想や哲学も持たずに、このblogを活用している。

ツールとしてのスマートさやクールさがクローズアップされることが多いですが、もちろん素敵なツールですが、ぼく自身も「使いやすさから思想や哲学も持たずに」Movable Typeを使用しています。Weblogという形態を取りつつも、そのコンテンツ管理能力に惚れ込んでいる人が多いのではないでしょうか。「Movable Typeに移行しました。過去のコンテンツを移行中です」という記述をした新しいWeblogを目にすることが多くなったのもその現れかもしれません。

余談ですが、波多野氏は見た目はbloggerぽくない素敵なおじさまですが、Sigmarion IIIを持ち歩き、移動中にblogを書いているんだとか。さすがに携帯電話からのエントリーはありませんが、立派なmobloggerのお一人だと思います。

しかしながら、『ビジネス・ブログ』は企業や組織としての公人ではなく、一個人としてどれくらいの質量で外部に情報発信できるかが大きなポイントとなろう。blogを使って情報発信するために、いちいち役員や管理職の決済を必要とするblogな会社も現れるかもしれない。それも初期段階では仕方がないことなのである。

blogをうまい形でビジネスに取り込めないだろうかという、そんな流れも本格的にできつつあるかもしれません。

「ビジネス・ブログ」からは離れますが、ビジネスを引退した人がblogをやってはどうか、という提案もあります。余丁町散人氏の視点「Weblog (blog) は高齢者活性化の鍵となるか?」です。余丁町散人氏は定年退職者が退職と同時に発言するチャンネルを失うことについて、次のように書いています。

そこで多くの人たちは嫌々ながら今までの蓄積を捨てて「第二の人生」となる。やりたくもないゲートボールや旅行が好きな奥さん孝行だ。悲しいではないか。彼等にはもっと社会的な発言チャネルが与えられて然るべきだと思うのだ。それが blog である。

このことに関しては、ぼくも「ぼくの祖父はよくできたデータベースだった」というエントリーを書きました。興味のある方はぜひご覧ください。

Posted by enatural at 2003年8月 7日 12:05