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2004年1月29日

GoogleがWhois検索サービスを停止、その裏には……?

GoogleがWhois検索サービスを停止、その裏には……?

ドメイン登録事業者のNetwork Solutions(NSI)がGoogleに対し、「Whoisデータベースを混乱させるな」というメッセージを突き付けている。

使えなくなっていたのには理由がありました。「NSIが設けた日間使用制限を超えるトラフィックをWhoisデータベースに送り込んだ」ためだそうです。おおっぴらに告知していないとはいえ、Googleで新しいサービスが始まれば試したい人はたくさんいるでしょう。ぼくもその一人でしたが、既に止まってました(笑)

NSIは、Whoisデータベースへのクエリーの大半を遮断。Googleは数日後、この機能を引き上げ、FAQからこの機能についての情報も削除した。

IPOを前提として、できることはなんでもやりたい、そんな雰囲気なのでしょうか。それが今回はいきすぎてしまった、と。ただ諦めた訳ではなく「現在はこれを実現するさまざまな手段を評価している」段階だそうです。

「グーグルよ、Whoisにちょっかいを出すな」:ネットワークソリューションズ

GoogleはWhoisへのショートカットを提供するにあたり、ソフトウェアエンジニアのGary Mooreが開発した全世界向けWhois検索サイトRatite.comが管理するデータベースを利用した。Mooreによると、Googleのサービス開始後1時間もしないうちに、Ratite.comはNetwork Solutionsが割り当てた1日当たりの検索件数を超過したという。
Posted by enatural at 2004年1月29日 17:54