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2004年4月 8日

リコーのサイトがリニューアル効果で評価急上昇

リコーのサイトがリニューアル効果で評価急上昇、Webブランド調査から

日経BPコンサルティングは2004年2月に実施した「Webブランド調査2004-II」の結果をまとめた。総合評価である「Webブランド指数」が3カ月前の前回調査と比べて最も伸びたサイトは、「RICOH」(16.3ポイント増)だった

どこが変わったのか興味津々

リコーは2003年12月に同サイトのリニューアルを実施した。回答者の自由意見を見ると、「知りたい製品情報にたどり着くまでが速くなった」(42歳男性)、「非常に好感の持てるサイトに変わった」(29歳男性)など、リニューアルを評価する意見が見られる。サイトのリニューアルが今回のサイトブランド指数アップに結びついた格好だ。

ネットでは、サイトが企業そのものになりますから、リコーに対する印象もずいぶん変わってくるでしょうね。気になったので、以前のサイトも見てみました。


リニューアルしたリコー
2003年6月のリコー by Internet Archive

以前のサイトでは、製品Qucick Link、HEAD LINE、Back number、HOT LINKなどといった英語がとても目につきますが、新サイトでは日本語でまとめられています。英語を使うとなんとなく格好良く見えてしまったりするのですが、見るのは日本人、使うのは日本語。HOMEなど余程見慣れた英語でないとわかりにくさもありますので、日本語中心になってすごくわかりやすくなりました。

さらに、製品から探したい人は、
■オフィス向け製品
■パーソナル向け製品
■産業向け製品
と分類された製品リンクを、

そうでないユーザーへは
■業種・業務から探す
■課題から探す
■製品・サービスから探す
■キーワードから探す
などと、ユーザー毎の情報ニーズをうまく捉えるサイトへとリニューアルしたのですね。

これで、実際のサイト訪問者の行動もずいぶんと変わってくるでしょう。以前のサイトとリニューアル後の今、ほとんど同じ情報を伝えるサイトなのに、伝えかた次第でユーザーの印象がかなり変わるというのが調査結果にも表れたようです。

Posted by enatural at 2004年4月 8日 19:16