Webマーケティングblog - イーナチュラルオルグ
トップ > Webマーケティング > 「広告がクリックされない」――グーグルの先行きを疑問視する調査結果が発表に

2004年5月27日

「広告がクリックされない」――グーグルの先行きを疑問視する調査結果が発表に

「広告がクリックされない」――グーグルの先行きを疑問視する調査結果が発表に

市場調査会社のVividence(本社:カリフォルニア州サンマテオ)が米国時間の25日に公表した調査では、Googleを使って検索した結果が、他の検索サイトの結果とさほど変わらないことが明らかになった。加えて、検索業界トップの同サイトは現在もうまく顧客を集めてはいるが、同サイトに表示される広告をユーザーがクリックする頻度が他のサイトに比べて低いという。

検索結果に関しては、他サイトが追いついてきたということでしょう。Google自体に表示される広告のクリック率が低いということですが、これは利用者層も影響しているのかもしれませんね。ときどきデザインを調整していたりするのは、Google自身もこうしたデータを把握しているからなんでしょう。

また、この調査ではGoogleの人気が高いことも判明したそうです。

「非常に好感度の高い使い勝手」だとするユーザーはGoogleが90%近い一方で、Yahooはわずか68%、Ask Jeevesは50%、Lycosは48%、MSNは41%だったと述べている。

広告のクリック率は低いながらも、すっきりと分かりやすいシンプルさがうけているのは間違いないでしょう。MSNが使いにくいと感じるのは、日本と同じですね。

検索結果に関しては次のようなレポートが。

同じトピックに対する各検索エンジンの情報提供精度を比較すると、その結果は非常に似通っていた。たとえば、Googleユーザーが25~34才の人の主な死亡原因を検索すると、55%の確率で探していた情報が表示された。これに対し、ライバルサイトも52~54%の成功率で拮抗していたとVividenceは説明している。

と、いうことは、Googleはうまくブランドを構築できているということですね。信頼を勝ち取っている、と。スポンサードリンクや広告がクリックされる頻度に関して、Googleは最下位だったということで、これは憂慮すべき事態かもしれません。ブランド力は獲得したものの、自サイトではそれが収入に反映されていないということです。

広告のクリック率が最も高かったのはAsk Jeevesで、2位以降はLycos、MSN、Yahoo、Googleの順となっている。なお、GoogleはAsk Jeevesに検索関連の広告リンクを提供している。

同じ検索結果なのに、GoogleよりもAsk Jeevesの方がクリック率が高いと。その理由として、Googleが「検索結果のリンクと広告リンクとを厳しく区別しているのに対して、他のサイトでは両者を混在させて表示している点が考えられるという」のは、正にその通りだと思います。が、Googleはポリシーに反することを実行するでしょうか?

記事では、

「Googleは、同社のイメージの一部を犠牲にしてでも、広告のクリック回数を上げるべきだろうか。答えはイエスだ」とWatkinsは語り、「同社は20億ドル以上も資金を集める株式公開を間近に控えているような会社なのだから、競合他社がそのフォーマットを真似してくると考えなければならないだろう。そして、もしそうした競争相手のほうがたくさんの広告を売れるとなったら、将来について心配せずにはいられなくなる」とその理由を説明した。

と解説されています。Googleはポリシーを変えるだろうか?

Posted by enatural at 2004年5月27日 12:19