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2005年5月 9日

ネット広告販売高、過去最高に

ITmediaニュース:ネット広告販売高、バブル期抜いて過去最高に

米国におけるネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau (IAB)が4月28日発表した統計によると、2004年のインターネット広告販売高は前年比33%増の96億ドルとなり、ドットコムブーム期の2000年を超える規模となった。

ドットコムバブルの時代はバブルとはいえ、今とは市場規模が大きく違いますからね。2000年のバブルはもう5年前なのか、という気もしました。

広告タイプ別では「検索、案内広告、ディスプレイ、リッチメディア広告が引き続き堅調な伸びを示した」ということです。

中小企業にとっては検索エンジンのキーワード広告が広告に対する見方を変え、インターネットへの広告投資を考える良いきっかけにもなっているのではないかと思います。また大企業にとってはリッチメディア広告が注目でしょう。

案内広告は求人などのローカル広告に近いものだと思いますが、日本ではあまり「案内広告」という言い方はしないというか、耳にしませんね。アメリカでは一般的なようですが、日本でも広まるのかどうか、定着するのかどうか、というのは興味があるところです。

案内広告というとCraigListを思い出すのですが、そのビジネスモデルを踏襲していると思われる最近オープンしたeBayによるkijijiも、残念ながら盛り上がっているとは言い難いですね、現状では。各国語版を見ると盛り上がっている国もあるようですが。そもそも知っている人が少ない、という問題があるかもしれませんが。

なお、広告内容の内訳は、

・小売り、自動車、レジャーなどのコンシューマー向けが金額ベースで49%
・コンピューティング(18%)
・金融サービス(17%)

の順番になっているそうです。

「双方向広告は明らかに主流媒体となり、各種媒体を組み合わせたマーケティングの重要な一部としてもはや無視できない存在になった。コンシューマー雑誌の販売高を真っ向からしのぐ勢いを示している」
Posted by enatural at 2005年5月 9日 15:18