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2003年6月26日

日本企業こそBlogに対して戦略的取り組みを

http://blog.cnetnetworks.jp/umeda/archives/000464.html

梅田氏のblogより。

日本企業が社員の知識をうまく活用できていない、という話しの中で、こういう文章がありました。

自分が知っていること、考えていることを、社内に向けて発信しても、結局あまりいいことが起こらなかった、という過去の経験から、「自分の仕事に関係ない余計なことについては沈黙していたほうが賢い」という刷り込みが行なわれている会社が多くなった。

こういう風に感じている人は、実はかなり多いのではないでしょうか。若い頃は志を持ち、それこそ世界を変えてやろうと燃えている。しかし、結局は、何も変わらないどころか「あまりいいことが起こらなかった」という現実に直面する。全くもって悪循環です(そりゃ会社ですから、個人の思い通りにばかりはいきませんが、なんとか個人の思いを表明・伝えるうまい仕組みがあれば、ということです)。

自分が頑張ることが会社の繁栄に繋がり、ひいてはそれが自分にフィードバックされ、そして家族も幸せになる‥‥こうした良い循環を見せることができない会社というのも悲しいものがありますが、

ものすごい勢いで、高齢化と官僚化が進んでいる

日本企業では、これが現実なのかもしれません。どうしたら打破できるのか。このエントリーでは社員の知識をうまく活用するために、blogを戦略的に活用してはどうか、という提案が紹介されています。この意見に賛成です。blogを書くことによる良い影響は多々あると思います。

あとは、いかにblogに興味を持って貰うか、そして続けて貰うか、というところがポイントになりそうです。blogを書く、書き続けというのは、個人の資質も大きく影響するのではないかと思うからです。でも、全員で書かなくても、興味のある人が興味のあることを書けばいいのかな。結局、面白いアイデアだったりはそういう人から発信されるものなのかもしれない。まずは、始めてみることが一番大切なのかも。

Posted by enatural at 2003年6月26日 10:31