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2004年5月17日

カナダの検索エンジン利用頻度は米国より高い

カナダの検索エンジン利用頻度は米国より高い--米社調査

カナダのユーザーは検索エンジンの利用者が多いだけでなく、ユーザー1人当たりの使用頻度も米国より高い。2004年4月にカナダのユーザーは、主な検索エンジンを約5億7500万回(1人当たり40回)使ったのに対し、2004年3月に米国ユーザーは約36億回(1人当たり35回)しかアクセスしていない。

「(カナダでは)家庭インターネット・ユーザーの60%以上がブロードバンド接続を利用していることから、カナダのユーザーの方が頻繁に検索エンジンを使うという調査結果は驚くにあたらない」ということですが、その割には広告市場はアメリカほど発展していないという指摘も。アメリカの半分にも満たないそうです。

ちなみに、カナダにおける検索エンジンのシェアはGoogleが62%で圧倒的に強かったそうです。

インターネットのトレンドの移り変わりは早く残酷で、絶対的と思われるリスティング広告もいつかは下火になるのかな、なんてことも想像します。消費者の力が強まって検索結果に広告を表示できなくなるとか、オーガニックな検索結果を返す優れたオープンソースの検索エンジンが開発されれば、そういう事態が起こることも不思議ではないはずです。そうなると、Googleは衰退するかもしれません。今、個人でホームページを開設する人たちはAdSenseでバブルを迎えていますが、もしかするとそれもここ1年くらいの話なのかもしれません。業界が煽れば、それすらも半年で弾け飛ぶかもしれません。心にリスクヘッジを。

ちなみに日本でも自宅でのブロードバンド接続が60.8%にという調査結果がありました。

Posted by enatural at 2004年5月17日 14:39