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2005年3月 9日

クリック詐欺の被害は10億ドル規模に

クリック詐欺の被害は10億ドル規模に--米SESパネルディスカッション

Harrisonは、GoogleとYahooに掲載した自社の検索広告を、ライバル会社が繰り返しクリックしていることを突き止めた。これは、同氏の会社の宣伝費を浪費させ、同時にライバルの表示順位を上げるための策略だった。GoogleとYahooは不正行為に対する補償を掲げているため、同氏は両社に裏付けとなるデータを送って損害の一部を取り戻し、また一方のサービスからはそのライバルを追い出すことができた。

「200時間以上を犯人探しに費やし、売上にも最低10万ドルの損失があった。お金については大半を取り戻せた」ということで、仮に詐欺に遭っていたとしても、突き止めるためにかなりの労力が必要になるようです。

そして医療や金融、法律といった広告料金の高い業界では、Googleなどの広告ネットワークから利益を上げるためだけの目的でつくられた偽サイトが数多く登場している。

AdSenseを不正クリックして収入を得る、という詐欺ですね。

広告主の側にとっては、自社サイトや広告キャンペーンへのトラフィックを定期的に精査し、問題のクリックを見つけだした上で、広告を掲載した検索エンジンに返金を要求することになるため、クリック詐欺はとりわけ大きな頭痛のタネになっている。さらに、広告主のリンクをクリックするようにプログラムされたオンラインのロボット(もしくは「ボット」)は発見が難しいため、この詐欺がいっそう深刻な問題になることも多い。

Web検索エンジンGoogleの謎 アフィリエイト編

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Posted by enatural at 2005年3月 9日 10:57