Webマーケティングblog - イーナチュラルオルグ

2004年5月31日

YSTはYahoo!のコンテンツが表示されやすい

Yahoo!JAPANも独自の検索エンジン採用

Google採用時よりも、送り仮名の違いなど日本語の表記のゆれに対応しやすくなるほか、検索結果にYahoo!JAPANのコンテンツが表示されやすくなるという。検索結果の画面構成自体はGoogle採用時と変わらないとしている。

「検索結果にYahoo!JAPANのコンテンツが表示されやすくなる」というのは非常に気になりますね。検索結果がオーガニックかどうかというと、これはそうではないような気がします。ビジネスである以上、自社のコンテンツを表示しやすくするのは当然のことかもしれませんが。

追記:上記の表現は基記事より削除されていました。

有料審査のビジネスエクスプレスもますます必須になるでしょうし、これまでGoogleが「神」でしたが、今度はYahoo! Japanが「神」に昇格しそうです。

オープンソースで開発している検索エンジン「Nutch」が早く使えるようにならないかなぁ、と切に思った瞬間でした。

Posted by enatural at 16:01 | Comments (2)

Googleはどうなるのか?

Yahoo! Japanが検索エンジンをGoogleから独自エンジンであるYSTに切り替えましたが、Googleはどうなるのでしょう。

試してみたところでは、Goolgeとそれ程大きな違いのない検索結果だと思います。多くの人にとっては、ほとんど違いは分からないレベルではないでしょうか。ただ、対策方法が考案され、それといたちごっこになるようだと、使いにくい、という意見も出てくるかもしれません。しかし、現状ではGoogleが大きくシェアを減らした、としか見ることはできないでしょう。

既にYahoo! JapanではGoogleアドワーズの表示回数は激減していました。他のポータルサイト、ISPポータルにとっては、GoogleでもYSTでも良いでしょうから、どちらが儲けさせてくれるか、にかかってくると思います。GoogleアドワーズがYahoo! Japanで表示されにくい現状を考えると、広告出稿者がオーバーチュアに流れていくのは想像に難くありません。そうなると、より儲けさせてくれるのは、YSTになるかもしれません。もちろん、Googleの検索結果にオーバーチュアのリスティング広告を併せて表示させることもできるのかもしれませんが。

アメリカ、ヨーロッパではダントツに強いGoogleも、日本では苦境に立たされたといっても良いのではないでしょうか。かつてのgooを見ているような気がします。もっとも最悪のシナリオは日本撤退。そうならないために、Googleはどのような手が打てるでしょうか。

Posted by enatural at 13:55

Yahoo! Japan、検索エンジン切り替えへ

6月1日からかと思ったのですが、Yahoo! Japanの検索エンジンが既にGoogleからYahoo!独自エンジンに切り替わっているようです。

対談:日本における検索の未来 - データセクション 橋本大也 vs ヤフー 志立正嗣というインタビュー記事では、ヤフー リスティング事業部長の志立正嗣氏が検索エンジンの切り替えを示唆していました。

ですから、Yahoo! JAPANは最初gooと組み、その後Googleを採用しました。そして、近日中に米Yahooが開発したYahoo Search Technology(YST)へとスイッチします。

さらに記事によれば、

YSTはInktomiが基になっていますが、MSNもInktomiを使用しているのでこれも合わせれば、YSTのシェアはかなり大きくなります。少なくとも国内では、半分以上がYSTになるでしょう。

ということで、かなり大きな衝撃になるのではないでしょうか。見たところ、特定キーワードではGoogleでは上位に表示されるいるけれど、YSTでは表示されないという当然の結果も現れています。自サイトに関して、調査してみた方が良さそうですよ。

Posted by enatural at 12:56

2004年5月28日

米州上院でGmail規制法案が可決

米州上院でGmail規制法案が可決

この種の法案が可決されたのは初めてのこと。同州上院は、Googleの無料メールサービス「Gmail」が一般提供されるようになったら、その仕組みに制限を設けることを24対8で承認した。

えー、ホントに通っちゃったんですか??

メールをスキャンしてAdSenseのような広告を挿入するGmailですが、法案では

Gmailがリアルタイムでのみ機能することを義務付け、記録を残すことを禁じる内容になっている。

ということです。

Posted by enatural at 17:22

MS、「あらゆるデータを検索できる」システム提供へ

MS、「あらゆるデータを検索できる」システム提供へ

米Microsoftはインターネット検索の域を超えて、ユーザーに電子メール、PC、さらには莫大なデータベース情報を検索できる技術を提供することで、Googleとの対決に向かっている。

確かにパソコン内の検索って、あまり使える印象はないですね。そういえばMacの場合はかなり以前から「Sherlock」という検索システムが搭載されているのですが、これは検索に対する先見の明があったということなんでしょうか。

Microsoftが懸念しているのは、デスクトップコンピューティング分野における自社の支配力をGoogleなどのライバル各社に徐々に蚕食される可能性だ。
Posted by enatural at 16:44

asahi.comとオーバーチュアが広告型Web検索で提携

asahi.comとオーバーチュアが広告型Web検索で提携

今回の提携により、オーバーチュアはasahi.comに、広告型キーワード検索「スポンサードサーチ」とインターネット検索機能を提供する。

これまでasahi.comはサイト内検索のみだったそうですが、今回の提携によりインターネット検索も提供されるようになるそうです。右上の検索窓に「印鑑」等入れて「WEB」にチェックを入れて検索してみてください。

asahi_oversure_sem.gif

このように非常に分かりやすく結果が表示されます。なんとなくGoogleを彷彿させる結果表示です。

新聞社サイトのようにトラフィックの多いところは、オーバーチュアやGoolgeにとっては喉から手が出るほど欲しい提携先でしょう。利用者まで含めて、全てがWin-Win-Winになる良い仕組みだと思います。

そして注目はここで提供されている検索エンジンでしょう。これはYahoo! 独自の検索エンジン「Yahoo! Search Technology」です。日本語でもきちんと運用が開始されていることが実証されました。Yahoo! JapanはまだGoogleを使い続けていますが、これでいつ検索エンジンが切り替わってもおかしくないことが分かると思います。例えば、6月1日から、サクッと変わってしまうかもしれません。

実際にそうなると、インターネット上のトラフィックの流れが大きく変わる可能性もあるかもしれませんね。

Posted by enatural at 16:32

楽天と am/pm が共同でモバイルキャンペーンを実施

楽天、リアルとバーチャルの相乗効果を狙うキャンペーンをam/pmと共同実施

楽天は、これまでネットを中心としたマーケティング活動を行ってきたが、ブロードバンド化に伴うネットユーザの増加を受け、より身近に利用できるサイトとして認知してもらえるよう新規ユーザ層の拡大を検討してきた。

am/pmで500円以上購入すると、レシートに応募メールアドレスが表示され、そこに空メールを送信すると、翌日の午前中に楽天市場からメールが届いて抽選の結果が分かる仕組みです。

楽天にとってはなんのメリットがあるのだろう?

認知拡大ということのようです。スーパーポイントが当たったりするらしいです。

Posted by enatural at 16:20

2004年5月27日

NHN Japan、検索サービス「NAVER」に電卓機能を追加

NHN Japan、検索サービス「NAVER」に電卓機能を追加

NHN Japanは、同社が運営する検索サービス「NVAER」に電卓機能を追加した。通常の計算式に加え、「1+1は?」といったキーワードでも計算ができる。

Googleのように結果を表示するだけでなく、実際に計算をすると、電卓が出てきます。さらにそこで計算することも可能です。

また、検索窓に「電卓」や「計算式」といったキーワードを入力した場合でも電卓が表示される。加えて、PC上で使用する演算子「*」や「/」ではなく、「×」「÷」を使用した場合でも計算が可能だ。
Posted by enatural at 14:04

「広告がクリックされない」――グーグルの先行きを疑問視する調査結果が発表に

「広告がクリックされない」――グーグルの先行きを疑問視する調査結果が発表に

市場調査会社のVividence(本社:カリフォルニア州サンマテオ)が米国時間の25日に公表した調査では、Googleを使って検索した結果が、他の検索サイトの結果とさほど変わらないことが明らかになった。加えて、検索業界トップの同サイトは現在もうまく顧客を集めてはいるが、同サイトに表示される広告をユーザーがクリックする頻度が他のサイトに比べて低いという。

検索結果に関しては、他サイトが追いついてきたということでしょう。Google自体に表示される広告のクリック率が低いということですが、これは利用者層も影響しているのかもしれませんね。ときどきデザインを調整していたりするのは、Google自身もこうしたデータを把握しているからなんでしょう。

また、この調査ではGoogleの人気が高いことも判明したそうです。

「非常に好感度の高い使い勝手」だとするユーザーはGoogleが90%近い一方で、Yahooはわずか68%、Ask Jeevesは50%、Lycosは48%、MSNは41%だったと述べている。

広告のクリック率は低いながらも、すっきりと分かりやすいシンプルさがうけているのは間違いないでしょう。MSNが使いにくいと感じるのは、日本と同じですね。

検索結果に関しては次のようなレポートが。

同じトピックに対する各検索エンジンの情報提供精度を比較すると、その結果は非常に似通っていた。たとえば、Googleユーザーが25~34才の人の主な死亡原因を検索すると、55%の確率で探していた情報が表示された。これに対し、ライバルサイトも52~54%の成功率で拮抗していたとVividenceは説明している。

と、いうことは、Googleはうまくブランドを構築できているということですね。信頼を勝ち取っている、と。スポンサードリンクや広告がクリックされる頻度に関して、Googleは最下位だったということで、これは憂慮すべき事態かもしれません。ブランド力は獲得したものの、自サイトではそれが収入に反映されていないということです。

広告のクリック率が最も高かったのはAsk Jeevesで、2位以降はLycos、MSN、Yahoo、Googleの順となっている。なお、GoogleはAsk Jeevesに検索関連の広告リンクを提供している。

同じ検索結果なのに、GoogleよりもAsk Jeevesの方がクリック率が高いと。その理由として、Googleが「検索結果のリンクと広告リンクとを厳しく区別しているのに対して、他のサイトでは両者を混在させて表示している点が考えられるという」のは、正にその通りだと思います。が、Googleはポリシーに反することを実行するでしょうか?

記事では、

「Googleは、同社のイメージの一部を犠牲にしてでも、広告のクリック回数を上げるべきだろうか。答えはイエスだ」とWatkinsは語り、「同社は20億ドル以上も資金を集める株式公開を間近に控えているような会社なのだから、競合他社がそのフォーマットを真似してくると考えなければならないだろう。そして、もしそうした競争相手のほうがたくさんの広告を売れるとなったら、将来について心配せずにはいられなくなる」とその理由を説明した。

と解説されています。Googleはポリシーを変えるだろうか?

Posted by enatural at 12:19

2003年のオンライン販売、大幅上昇

2003年のオンライン販売、大幅上昇

米国の小売業界団体National Retail FederationのShop.org部門が5月25日発表した年次報告書によると、2003年のオンライン小売販売高は予測を大きく上回り、前年比51%増の1140億ドルに達した。

なんと、前年比51%増です。とりわけ旅行関連の販売高が91%増の524億ドル、ホーム/オフィス製品(111億ドル)、コンピュータのハード/ソフト(110億ドル)だったそうです。

大幅な上昇が見込まれている分野はヘルス/ビューティ(61%)、アパレル(42%)、生花/カード/ギフト(41%)だそうです。これは日本の実情とも近いものなのでしょうか?

利益率は2002年に収支トントンとなり、黒字化の兆しが見えていたが、2003年はオンライン小売業界全体の営業利益率が21%に上昇。Webのみで製品を販売している小売業者の営業利益率は2002年のマイナス16%から、2003年は15%増加した。黒字を計上した業者は全体の79%に上り、前年の70%から上昇している。
Posted by enatural at 12:10

2004年5月26日

Yahooが検索エンジンを自社開発した理由

Yahooが検索エンジンを自社開発した理由

その後も技術的な進歩は続きますが第2期と言える変化が起きるのは1999年にOvertureが検索結果のリスティング広告で成功したときです。それまでどんなに使われても全然お金にならなかったものが、突如として魅力的なビジネスに変わりました。

梅田望夫氏によるインタビュー。かなり長文ですが、Webマーケティングに携わる人は必読ではないでしょうか。

Posted by enatural at 11:59

2004年5月25日

電子メールの開封後を追跡できるサービスが米で登場

電子メールの開封後を追跡できるサービスが米で登場

Rampell SoftwareのDidTheyReadItというサービスは、送信する電子メールに密かに配達証明を添付することができ、そのメッセージが、いつ、何回、どこまで読まれたのかを通知してくれる。

HTMLメールであれば、これ自体は複雑で難しいことではないですね。

しかし、

AOLやMicrosoft Outlookなどでは、HTMLベースの電子メールに関して、デフォルトでウェブバグをブロックする機能を提供している。

このような対応をするISPも出てきているそうです。

Posted by enatural at 19:07

2004年5月24日

NTT Com、OCNのTOPページデザインコンテスト。グランプリ賞金は100万円

NTT Com、OCNのTOPページデザインコンテスト。グランプリ賞金は100万円

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社が運営するOCNのTOPページデザインコンテスト「OCN DESIGN AWARDS 2004」を5月21日より開催する。グランプリ作品には最高100万円が賞金として贈られる。

既に話題になりましたから、それだけでもこのコンテストは成功と言えるでしょう。少し前にはmelmaが社内からのいくつかのトップページサンプルを基に、一般投票を行っていましたね、確か。

また、WebデザインやCSS知識のないユーザーでも積極的に参加できるよう「フリースタイル部門」も用意、「未来」をテーマにしたデザインを募集する。

ある意味誰でも参加可能です。採用されるのは一定期間だそうです。

Posted by enatural at 19:13

2004年末までに小規模企業の70%がWWWサイトを所有

「2004年末までに小規模企業の70%がWWWサイトを所有」,米Yahoo!など調査

「2004年末までに小規模企業の70%がWWWサイトを所有するようになる」。米Yahoo!の小規模事業,企業家向けの情報サイト「Yahoo! Small Business(http://smallbusiness.yahoo.com)」が米国時間5月19日に調査結果を明らかにした。

米国中小企業庁が2002年10月に発表した調査結果では、Webサイトを持つ小規模企業の割合は35%だったそうですから、約2年で倍増ということになります。回答者の35%がWebサイトの所有が事業拡大に大きな役割を持つと考えているとのこと。

Posted by enatural at 19:10

中小企業はマーケティング手段としてオンラインを重視

「中小企業はマーケティング手段としてオンラインを重視」、米調査

米Interlandは,中小企業のオンライン・マーケティング利用に関する調査結果を米国時間5月20日に発表した。それによると,中小企業では,Webサイトなどのオンライン・マーケティング・ツールが,従来のマーケティング手法よりも多く用いられていることが明らかになった。

中小企業171社に対して実施されたもので、その内71%が年間売上高が100万ドル以下だそうです。

「企業の発展に欠かせないマーケティング手段は?」という質問に対して,69%が「Webサイト」,36%が「検索エンジンのキーワード広告」,35%が「社会貢献活動」と答えた。また,「電子メール」を挙げた回答者は24%で,「ダイレクト・メール」の22%を上回った。かつては中小企業にとって欠かせないマーケティング媒体だった「イエロー・ページ」はわずか12%。そのほか「新聞広告」が5%,「看板」が4%,「印刷クーポン」が2%だった。

時代の移り変わりを感じさせる内容です。「社会貢献」というのがなんともアメリカらしい気がします。「検索エンジンのキーワード広告」というのはWebサイトがある前提ですからね。そういう意味では、Webは必須で、さらにその上で何をするのか? が焦点ということでしょう。

・オンラインのプロモーション(検索エンジンの最適化,キーワード広告,電子メール・マーケティング)を「たいへん重視する」あるいは「重視する」という企業は62%
Posted by enatural at 19:08

2004年5月21日

名刺を作りたいと‥‥

実は会社の名刺をリニューアルしたいと思っています。かっこいいデザインにしたいと思っているのですが、名刺デザインを仕事としてらっしゃる方はeNatural.orgをご覧になってはいないでしょうか。もし「やりまっせ!」という方がいらっしゃれば、ご連絡頂ければ嬉しいです。

Posted by enatural at 15:24

eNartural.orgが1周年

平素よりeNartural.orgにアクセスして下さるみなさま、ありがとうございます。
お陰様で、eNartural.orgは1周年を迎えることができました。

自分たちが集める情報が他の人の役に立ったらいいな、と思い始めたこのblogでしたが、その後日本全体にblogブームが巻き起こり、凄いことになりました。比較的早い時期からblogに手を出していたこともあり、Web業界の方からも「見てますよ」と言って頂く機会も増え、執筆者冥利につきるというものです。これからも、つらつらと続けていきたいと思っていますので、遠くから応援してください。

多いのか少ないのかは分かりませんが、この1年間で書かれたエントリーは865個でした。1日平均2.3個です。ちなみに、kogureの座右の銘は「継続は力なり」です。発展はしませんが、継続だけはします(笑)

2003年5月のエントリー

P.S.kogureがメインで執筆していますが、eNatural.orgはWebマーケティングを提供する有限会社イーナチュラルによるblogです。kogureはスタッフです。

Posted by enatural at 13:54 | Comments (3)

2004年5月20日

Google、PC内のデータを検索するツール

Google、PC内のデータを検索するツール立ち上げへ

Googleの計画に詳しい複数の筋が同紙に語ったところによると、このツールは間もなくリリースされる見込み。これにより同社は、Microsoftが支配しているデスクトップ領域を検索するツールを提供できるようになる。

デスクトップから締め出される前に、それなりのシェアを獲得しておきたいという思惑が見えます。Netscapeという教訓がありますしね。ただ、MicrosoftだってLinuxの隆盛がありますから、いつまでも安泰ということはないと思います。

Posted by enatural at 17:48

小規模事業者の6割以上がブロードバンド環境に

小規模事業者の6割以上がブロードバンド環境に~フォーバル調査

調査によると、対象企業のインターネットへの接続回線はADSLが39.5%で首位。次いで27.5%が光ファイバとなっており、合計で67.0%の企業がブロードバンド環境にあるという。一方で、21.0%の企業がISDNを継続して利用していると回答。また、5.9%の企業がインターネットを利用していないと回答している。

対象となった企業の8割以上が従業員20名以下だそうです。

興味深いのが次の結果。

「3年後に利用している通信事業者は」という問いには、「NTTグループ」を利用するとの回答が44.8%に上った。KDDIグループやソフトバンクグループは、いずれも3.4%に止まっている。

NTTに対する信頼はまだまだ強いようです。しかし、2002年4月の調査と比較すると
20%以上落ち込んでいるということなんですが。確かに選択肢は広がりました。

Posted by enatural at 17:45

2004年5月19日

米ダブルクリック、検索エンジンマーケティングに進出

米ダブルクリック、検索エンジンマーケティングに進出

ニューヨークに本社を置くDoubleClickは、ウェブ広告や電子メールによる販促プロモーションを管理、追跡、提供する技術を販売している。同社は、シカゴを拠点とするPerformicsを獲得することで、広告主向けに、検索エンジンを使ったマーケティングキャンペーンの管理ツールを提供できることになる。

Performicsは、入札額や特定のキーワードの効果を追跡するためのソフトウェアを開発しているようです。弊社のアクセス解析もバージョンアップするとコンバージョン測定機能がついたりしますが、買収されないか冷や冷やですね(されないって)。

Posted by enatural at 14:08

訪問済みリンクの色は変えるべし

訪問済みリンクの色は変えるべし

訪問済みと未訪問で同じリンク色を使うと、ユーザは迷子になって同じページをぐるぐると回ってしまう。ナビゲーション上の混乱を避けるには、2 種類のリンクで色を変える必要がある。

「意図せずに何度も同じページを開く」ということにイライラすることはありますね。デザインする側としては、見映えの問題などから色を変えないということがあるかもしれませんが、それがユーザの負担となります。非常に基本的な機能です。

Posted by enatural at 13:31

Googleが人材募集を開始

Googleのトップページに東京研究開発センター人材では (大学生夏季インターンを含む) を募集中!というリンクが登場しました。試しにクリックしてみると‥‥

凄いな、英語ですよ(笑) ここに第一のハードルがあるわけですね。Software Engineer、Computer Science Summer Internが募集されています。日本とはいえGoogleで働けるとなると、それは素晴らしい体験に違いないでしょう。ぼくは英語がからっきしなのでダメですが、興味のある方は是非応募してみては。

Posted by enatural at 13:27 | Comments (3)

2004年5月18日

「青空市場」が正式オープン

イプシロン、決済代行手数料のみで出店できる「青空市場」本オープン

「青空市場」は、出店登録時の初期費用や運営費用を無料とした、本格的なオンライン・ショッピングモール。3月より先行登録を実施し、現在60店が出店している。

決定代行業を手がけるイプシロンが運営するショッピングモールで、決済代行手数料以外は出店は無料です。

基本的なショッピングサイトの機能を備え、決済機能を標準装備していることから、今まで決済の煩雑さや、クレジット決済を諦めていた個人方でも気軽にご利用できると思います。

うまくいくかは個々の店舗の問題として、個人がショッピングサイトを開設するハードルがかなり下がりました。同様のモールではSeesaaの運営するサービスもあります。

最近はモールに依存するリスクも語られるようになってきましたが、どうなりますでしょうか。

Posted by enatural at 18:12

2004年5月17日

日本人は検索が苦手?国内市場の独自性に迫る

日本人は検索が苦手?国内市場の独自性に迫る

Googleの勢力拡大に対抗すべく、さまざまな策を講ずるYahooとMSN──米国における検索サービスサイトの現状は、本連載の1回目でお伝えしたとおりだ。では、国内での利用状況と今後考えられる変化とは。ネット視聴率調査会社であるネットレイティングスの代表取締役 萩原雅之氏と、ビデオリサーチ インタラクティブの営業企画本部長 荻野欣之氏に話を聞いた。

「日本ではYahooのトラフィックが他のポータルサイトと比較しても非常に大きいから、というのが検索も使われている理由であって、深い戦略やトリックがあったり、検索エンジンの違いから差が付いているのではないと私は思います」とビデオリサーチの荻野氏がコメントしています。確かに露出も多いし機能的に他のポータルと大きく違うかというと、そうでもないような気がします。しかし、なぜぼくは検索以外はYahoo!を使うのか?

と、考えたときに、ポータルのサービスはYahoo! から始まるからではないか、と思いました。分かりやすく普通に書くと、新しいサービスを導入して切りひらいてきたのはいつもYahoo! だったのではないかと。新しい物好きでもありますし、一度のユーザ登録で多くの機能が利用できた方が良い、という判断かと思います。Yahoo! だったら、とりあえず一通り網羅されているでしょう。

で、どうして検索はGoogleでするかと言えば、一番使える検索エンジンであり、検索エンジンの変革が始まるとすればGoogleから、という予感があるからかと思いました。

ネットレイティングスの萩原氏は「とりあえずYahooには何でも揃っている」と初心者がYahoo! を勧められることが多いのではないかと分析しています。

また、日本ではYahoo!ディレクトリの利用が際だって多いということなのですが、萩原氏は次のように分析しています。

日本人の情報の探し方やインターネットの使い方が、『欲しい情報を検索し、サイトの中にある情報を役立てる』ではなく、『何か面白いサイトを探したい』という、指名買いにも似た感覚ではないでしょうか。ディレクトリ検索は、そういったフォーカス的な情報探しに威力を発揮します。

が、ただ単に最初に表示されるのがディレクトリだからではないでしょうか? そういう意味で、ビジネスサイトはYahoo! への有料登録が必須だと思うのですが。最初に表示されるのがページ検索の結果になったら、有料登録する人はガクンと減るでしょう。SEOにお金をかけた方がいい訳ですからね。

「1、2年前からの印象で言えば、リンクよりも検索ワードから来ている人が増えている気がします。特にアドワーズ/スポンサードサーチが増えることで、直前サイトに検索サイトがピックアップされる可能性は非常に高いし、今後、この比率はますます高くなっていくと思います」

この辺の数字はYahoo! などの調査にも現れていますね。また、萩原氏は「自然な箇所に配置され本来の検索結果の邪魔にならないキーワード広告のあり方を、バナー広告にも求めている」そうですが、これに答えるのはアドワーズのイメージ広告でしょうか。大きさは別として、ページ内容にマッチした情報として捉えることもできると思います。

いま、大型広告はスペースとしては可能ですが、ビジュアルのきれいな広告を手がけるクリエーターがバナーには手を掛けないので、バナーのデザイン力は乏しいものがほとんどです。また、タレント広告が使えないので、本格的なメディアミックスが展開できない。バナー広告でもテレビと同じように、松嶋菜々子やSMAPを起用できたら、絶対に変わるはずです

なるほど、これはそうかもしれません。

Posted by enatural at 18:35 | Comments (1)

ページランクつき検索エンジンProg

ProogleがGoogleからダメ出しをされ、Progとして復活しました。けっこう便利です。

Posted by enatural at 15:57

Yahoo!、Google、Ask Jeeves――検索大手3社の違い

Yahoo!、Google、Ask Jeeves――検索大手3社の違い

各社のエンジンはそれぞれ異なるものの、3社の代表はそろって同じ目標を掲げた上に、検索ランキングを向上させようとする人々に伝えたメッセージも、基本的には「関連性のあるコンテンツが提供されれば、最も関連性の高い検索結果を表示できる」という同じものだった。

アプローチは違うモノの、目標は同じ3社です。

「検索エンジンの概念にとって――あるいは少なくともGoogleにとって――できる中で最も優先する事項は、ユーザーが求める情報と適切な関係にあるコンテンツを含むサイト群を構築することだ。それに集中していれば、戦いの半分以上は終わったも同然だ」とフィッツパトリック氏。

ここにつきると思いますが。

Posted by enatural at 15:38

ヤフー、有料ユーザーの獲得目標数を引き上げ

ヤフーCEO、有料ユーザーの獲得目標数を引き上げ

Semelがこうした強気のコメントを口にできるのも、Yahooがいま、同社の歴史のなかで何度かめの絶頂期にあるからだ。同社の財政状況も株価も急激な改善が続いている。

金融関係のアナリストや投資家向けに毎年実施している説明会でのお話。

2001年に開催された講演では、当時あまりにもオンライン広告に依存していたため「2004年までにYahooの広告への依存度を同社の全売上高の50%まで引き下げること」が最優先事項だったということですが、今回、2004年3月31日の決算で「有料検索と広告表示を合わせた「マーケティングサービス」の売上が83%に達した」ことが明かされたそうです。

とはいえ、有料サービスも拡大しているということで、想像以上に広告市場が復活したということでしょう。リスティング広告様々であるとも言えるわけです。Yahoo!とGoogleが大手のクライアントの取り合いをしているのも合点がいくというものです。

それだけに、このバブルが弾けた時の影響も大きそうではありますが。何の問題もないように見えるのですが、危機というのは思いもしないところからやってきますよね。

Posted by enatural at 15:34

ヤフー、グーグルからCNNとの契約を奪取

ヤフー、グーグルからCNNとの契約を奪取

Yahooは米国時間13日、Cable News Networkのウェブサイトが、これまで契約していたGoogleに代えて、Yahooの検索エンジンを利用することになったと語った。

GoogleがCNNとの契約をYahoo!にもっていかれてしまったというニュースです。CNNで検索すると、Yahoo!の検索結果とリスティング広告が表示されるようになったそうです。

こうした大規模サイトとの契約を失うと、Googleにとっては意外と痛手なのではないかと思うのですが、実際のところはどうでしょうか。というのも、実に売上の95%が検索広告によるものだということが明らかになったからなのです。そういう意味で、AdSenseでは月間1,000万PV以上のサイトはプレミアムサイトとして優遇されている訳です。それだけ、パワーが大きいということで、逆にそれを失うことの痛手も大きいのではないかと思う次第です。

Posted by enatural at 15:25

「犬夜叉」がカナダのGoogle検索トップに

「犬夜叉」がカナダのGoogle検索トップに

米Googleの日本法人・グーグルは5月14日、4月の検索ランキングを発表した。カナダのランキングトップは日本の漫画、「inuyasha(犬夜叉)」。イタリアでも4位に「manga(漫画)」がランクインした。日本では「Winny」が2位に、「植草一秀」が3位に入った。

カナダ人はGoogleを使いまくっているということが調査により判明しましたが、なんと検索キーワードの1位が「inuyasha(犬夜叉)」だったそうです。日本で行くならば、そのポジションは「壁紙」です。

日本の3位に「植草一秀」があるのですが、それ以上のインパクトが「inuyasha(犬夜叉)」にはあったのでしょうか。

海外での日本マンガブームは本物?~グーグルの検索キーワードから

これによると、日本での人気キーワードは、定番の「壁紙」に続き、時事ネタの「Winny」と「植草一秀」が並んで上位3位となり、「冬のソナタ」が4位に続いた。
Posted by enatural at 15:09

グーグルとヤフー、WhenUへのリンクを削除

グーグルとヤフー、WhenUへのリンクを削除

同調査によると、WhenUは「クローキング」というテクニックを使って、おとりのウェブページが各検索エンジンの検索結果の上位に表示されるよう操作したという。このおとりページへのリンクをクリックしたユーザーは、表示とは別のページに飛ばされてしまう。

WhenUでは「問題の行為はニューヨークに拠点を置く外部の検索エンジン最適化(SEO)企業の仕業で、WhenUは今後この企業との取引は行わない」とコメントしたそうです。SEOだけを業者に任せておくと怖いということが分かる例かもしれません。ページの中身は一切いじらないですよ、という場合には少し注意が必要かも。

日本では悪徳商法?マニアックスがインデックスから削除されたのが記憶に新しいですが、依然として復活はしていないようです。

Posted by enatural at 14:56

日立「BOXER BLOG powered by TypePad」

日立、企業向けBlogサービス

日立製作所は5月14日、中小企業向けのBlog(ブログ)サービス「BOXER BLOG powered by TypePad」を7月1日に提供開始すると発表した。自社Webサイトの構築や、グループウェア、営業支援ソフトの代替としての利用を想定している。

TypePadを利用した日立の企業向けblogサービス「BOXER BLOG powered by TypePad」の詳細が明らかになっています。日立が提供する法人向けということで、何となく社内マネジメント的な部分で活用されるのかな、と勝手に漠然と思っていたのですが、決してそうではなく、企業向けのblogホスティングサービスのようです。

月額利用料は、ディスク容量200Mバイト、利用帯域5Gバイト/月の「プロ」が1260円(税込み)、容量1Gバイト、帯域50Gバイト/月の「ビジネス・クラス」が15750円(同)。

詳細が分からないのでまだ分かりませんが、例えばMT 3.0を商用利用すると、

【商用ライセンス/20ユーザー】

利用可能ユーザー数:20
利用可能Blog数:15
価格(税込み):8万9250円

ですから、プログラム部分はお任せできてしまうホスティングサービスを利用するというのも手だと思います。

波多野blogではビジネスブログサービスにエールを!ということで、オリジナルのビジネスブログ10原則を挙げ、blogを書きつづるメリットを実体験に基づき解説しています。

シックス・アパート日本法人のおかけで、良いツールは簡単に手に入るようになりました。お次はこのツールをどのように活用していくか、ですね。ビジネスでblogを活用しているコンサルタントはまだ少ないですが、波多野氏はシグマリオンから更新している強者です。

Posted by enatural at 14:50 | Comments (2)

カナダの検索エンジン利用頻度は米国より高い

カナダの検索エンジン利用頻度は米国より高い--米社調査

カナダのユーザーは検索エンジンの利用者が多いだけでなく、ユーザー1人当たりの使用頻度も米国より高い。2004年4月にカナダのユーザーは、主な検索エンジンを約5億7500万回(1人当たり40回)使ったのに対し、2004年3月に米国ユーザーは約36億回(1人当たり35回)しかアクセスしていない。

「(カナダでは)家庭インターネット・ユーザーの60%以上がブロードバンド接続を利用していることから、カナダのユーザーの方が頻繁に検索エンジンを使うという調査結果は驚くにあたらない」ということですが、その割には広告市場はアメリカほど発展していないという指摘も。アメリカの半分にも満たないそうです。

ちなみに、カナダにおける検索エンジンのシェアはGoogleが62%で圧倒的に強かったそうです。

インターネットのトレンドの移り変わりは早く残酷で、絶対的と思われるリスティング広告もいつかは下火になるのかな、なんてことも想像します。消費者の力が強まって検索結果に広告を表示できなくなるとか、オーガニックな検索結果を返す優れたオープンソースの検索エンジンが開発されれば、そういう事態が起こることも不思議ではないはずです。そうなると、Googleは衰退するかもしれません。今、個人でホームページを開設する人たちはAdSenseでバブルを迎えていますが、もしかするとそれもここ1年くらいの話なのかもしれません。業界が煽れば、それすらも半年で弾け飛ぶかもしれません。心にリスクヘッジを。

ちなみに日本でも自宅でのブロードバンド接続が60.8%にという調査結果がありました。

Posted by enatural at 14:39

2004年5月14日

シックス・アパート「TypePad」のラインナップ拡充

シックス・アパートが、ウェブログ・サービスTypePadのラインナップを発表~エンドユーザー向けのTypePad日本語版から、ASP/ライセンスまで幅広く提供~

6月から個人向けのウェブログ・サービスである「TypePad日本語版」と、ASPサービスである「TypePad ASP日本語版」の提供を開始します。すでに国内大手ISPにライセンス供与している「TypePad for ISP日本語版」とあわせて、TypePadを利用したウェブログ・サービスを、お客様のニーズにあった形で提供する準備が整います。

ISPで展開されていたサービスは「TypePad for ISP日本語版」というのがですか。それとは別に、アメリカで展開されていた「TypePad」の日本語版が「TypePad日本語版」として6月から提供されるそうです。

「TypePad ASP日本語版」と「TypePad日本語版」の違いが最初、ピンと来なかったのですが、要するに「TypePad ASP日本語版」は、例えばイーナチュラルがblogサービスを行いたい時に利用できるサービスということですね。そういう引き合いも多かったのでしょうね。早速、株式会社日立製作所が法人向けblogサービスとして「BOXER BLOG powered by TypePad」を7月から開始するそうです。

シックス・アパートが、日立製作所にウェブログ・サービス「TypePad」を供給~「BOXER BLOG powered by TypePad」で、法人向けにウェブログ・サービスを提供~

日立はコラボレーションウェア・ブランド「BROADNETBOXER」の1サービスとして、ビジネス・パーソンやSOHO、法人ユーザー向けに、ウェブログ・サービス「BOXER BLOG Powered by TypePad」を提供する予定です。

ASPサービスを利用してblogサービスを展開したいという企業も出てくるかもしれませんが、既にいくつものブランドが参入していますから、個人向けは要注意ですね。法人向けに導入するのが良いでしょう。法人向けだったら面白いと思います。あの業界とか、あの業界とか。

導入にあたっては、Weblogは簡単だけど誰でも有効活用できる代物ではないですから、その辺は一から十までWeblogに関するコンサルティングが必要になるでしょう。シックス・アパート日本法人にサポートして貰うか、もしくは既にWeblogの運用に関しては詳しい企業のサポートを受けるといった必要も出てくると思います。

ところで、少し気になるのはMovable Typeの今後。悲観的なことを書くつもりはないのですが、有料ライセンスが増えたこと、無料ライセンスの制約がきつくなったことで、初期に飛びついていた人たちがMovable Type以外へ流れていくのではないかと心配です。無料ライセンスでは1人で3つまでのblogを持つことができるのですが、初期に始めた人たちこそ、これでは収まらないような使い方をしているのではないかと思います。オープンソースでMT代替のCMSを開発するとか、そういう動きも出てきそうな予感。

普及期に入ったのでそういう心配はいらない、ということもあるかもしれませんが、個人的には愛すべきツールだと思っていますので、単なるASPになってしまっては寂しいなぁ、と思っています。もちろん優れたツールにお金を払うことはやぶさかではありません。ただ、個人ライセンスで一番安いものでも、通常だと約100ドルなんですよね。もう一段、安いライセンスがあってもいいのになぁ、とか思いました。

Posted by enatural at 14:31

楽天、第1四半期決算は増収増益

楽天、第1四半期決算は増収増益。証券子会社は「楽天証券」に名称変更

楽天は13日、2004年度第1四半期(2004年1月~3月)の連結決算を発表した。売上高は97億9,000万円(前年同期比169.6%増)、純利益は4億1,600万円(前年同期比417.3%増)となり、前期比でも増収増益となった。

2003年11月に買収したDLJディレクトSFG証券が「楽天証券」に社名変更することも併せて発表されたそうです。

EC事業が好調なのはもちろんですが、インフォシークとライコスを統合したポータルメディア事業も売上高は13億3,000万円で増収増益だそうです。とにかくいろいろなものが増収増益だそうです。

今後の事業展開としては、ポータルメディア事業でサービス面でのてこ入れを図るほか、トラベル事業では組織を統合しつつ、「楽天トラベル」「旅の窓口」の両サイトは平行運営を続けるとしている。このほか、パーソナルファイナンス事業を年内に開始する予定であることも明らかにした。

ビッググループですね。

楽天のQ1決算、純利益4億1600万円で黒字に返り咲き

金融事業の売上高は、30億9300万円(新設された事業部であるため、過去の業績との比較はない)。活況を呈した株式市場を背景に営業収益が堅調に増加し、同事業部傘下のDLJ証券の営業収益は過去最高を記録したという。
Posted by enatural at 14:05

2004年5月13日

よく利用する検索ポータルサイトは?

よく利用する検索ポータルサイトは「Yahoo!Japan」

同結果によると、「よく利用する検索ポータルサイト」は、58.1パーセントを占める256名が「Yahoo!Japan」を挙げており、以下は、「goo」54名(12.2%)、「MSN」52名(11.8%)、「infoseek」30名(6.8%)、「Excite」17名(3.9%)、「livedoor」4名(0.9%)、「その他」28名(6.4%)となった。

アイブリッジが運営するインターネットリサーチサービス「リサーチプラス」における調査結果だそうです。Yahoo! は首位になったものの、昨年の62.9パーセントに比べて5ポイント減少しているということです。

あれ、Googleは? と思いきや、

なお、ロボット型検索エンジン「Google」は、質問項目として挙げられていなかったにも関わらず、「その他」の中で挙げるユーザーが多く、その割合も昨年の17名(4.1%)に比べて、今年は24名(5.7%)と増加し、「その他」と回答したユーザーの9割近くを占めていたという。

Googleはいわゆるポータルサイトではない、という位置付けだったのでしょうか。

Posted by enatural at 16:25

年末年始はダイエットサイトが人気

年末年始にダイエットサイトが人気な理由

Nielsen//Net Ratingsの調査によれば、この種のWebサイトで最も人気の高いeDiet.comでは、12月29日から1月4日の週のトラフィックが前週(12月22日から28日)の47.2万人から119%増加し、100万人を超えるユニークビジターを集めたという。

アメリカでの調査結果なんですが、日本でも似たような傾向ってあるんでしょうか? 「新年を迎えるにあたり、人々が健康的な生活について新たに考え始めるために起こる」と考えられている現象なんだそうですが。

Posted by enatural at 16:21

Google Groups 2

SEMリサーチによると、Googleが「Google Groups 2」を開始したそうです。

USENETの検索が可能だったGoogle Groupsをベースに、メーリングリスト作成などのグループを作る機能が強化されたそうです。なお、利用にはアカウントを作成する必要があります。このアカウントはGmailなどと共用できるということです。

また一歩、Googleが踏み出しましたね。

Posted by enatural at 14:57

自宅でのブロードバンド接続が60.8%に

インフォプラント調査、自宅でのブロードバンド接続が60.8%に

インフォプラントは、iモード公式サイト「とくするメニュー」を利用した「パソコンでのインターネット」調査結果を発表した。本調査によれば、自宅でインターネットを利用するユーザーの60.8%がブロードバンドで接続しているという。

ブロードバンド接続の内訳はADSLが43.8%、CATVが10.5%、光ファイバが6.5%で、ADSL利用率が圧倒的に高いということです。参考まで。

Posted by enatural at 14:49

Googleアドワーズにイメージ広告が登場

言うなればバナー広告が設定できるようになったということです。必然的にAdSenseでもバナー広告表示が可能になりました。

これまでのバナー広告は、ある程度サイトテーマは選べるものの、ページ内容とは関係なく場所買いに近い形で自動的に配信されるもの、またはアフィリエイトなどの場合には管理者が自分でページ内容に則したバナー広告を貼り付けるという主だった訳ですが、Googleはページ内容にマッチしたバナー広告を配信する、というところに進出してきました。

イメージ広告はGoogleには表示されません。また、テキストが表示されるか、イメージが表示されるかはGoogleが判断するそうです。サイズはバナー (468×60)、ビッグバナー (728×90)、レクタングル (300×250)、およびスカイスクレイパー (120×600)の4つがあります。

テキスト広告と比較して、広告効果にどのような違いが見られるのでしょうか。非常に興味深いところです。もしかすると、バナー広告が見直されることもあるかもしれません。

Posted by enatural at 14:37

2004年5月12日

使いやすくなったWeb――7年前と何が変わったか

使いやすくなったWeb――7年前と何が変わったか

最新のWebユーザビリティ調査では、7年前と比べてユーザーが作業を達成できる確率が40%から60%台に向上。さらに検索の重要性が増し、検索エンジンからサイトにたどり着くケースが増えた。

2003年後半にNielsen Norman Groupが実施した調査結果だそうです。

調査報告書によれば、現在のWebと1997年のWebの最大の違いの1つは検索の重要性が増した点だという。

この調査結果は頷けます。検索エンジンの精度が高くなった、ということが大きいでしょう。Googleが登場するまでは、優に検索結果を100個くらいは見ていたような気がします。今では多くても20個くらいですからね。ジェイコブ・ニールセン博士は、「今日のインターネットでは、検索エンジンがユーザーインタフェースになっている」と語っています。

一方では、ユーザーが1つのページにとどまる時間が減少しているということで、 「ユーザーは検索エンジンを経由してサイトを訪れ、ほんの少しの時間ですぐに立ち去るようになっている」というコメントも。検索エンジンの精度が上がることで、訪れるサイトの中身ある程度想定できるので、サッと見て情報がなければすぐ次に移る、そんな感じでしょうか。

Webユーザーが検索への依存を高めるにつれ、検索用語の選択はより正確なものになりつつある。1994年には、検索クエリの平均的な長さは1.3ワードで、検索の95%は1語か2語で行なわれていた。1997年には、検索クエリの平均的な長さは1.9ワードとなり、1語か2語での検索は77%となった。最新の調査では、検索クエリの平均的な長さは2.2ワードとなり、1語か2語の検索は72%にまで減少している。

これも貴重なデータですね。

ニールセン氏は改善の必要がある分野として、個々のサイトの検索機能を挙げている。調査参加者がある人気エンジンで行なった検索では56%が成功している一方で、個々のサイトの検索ツールを使った場合は33%しか成功していない。

大規模サイトにとっては、これもポイントかもしれません。

Posted by enatural at 16:43

2004年5月11日

グーグル、収益拡大に向け新ツール

グーグル、収益拡大に向け新ツールをまもなくリリース

Googleはこの新しい技術で、大口広告主のウェブサイトをチェックし、検索される可能性の高いキーワードの組み合わせを自動的にリストアップできるようになると、この情報筋は述べている。このシステムが成功すれば、検索と広告とのマッチングが増え、売上の増加につながる。

調査会社ComScore Networksによると、

現在米国では1日に1億2000万回のインターネット検索が実行されるが、広告とリンクされるのはその中の40~45%でしかない

ということで、ここにはまだ大きなチャンスがあることが窺えます。Googleの新しいツールは、ここを改善するものということです。

Posted by enatural at 19:01

Googleの「Gmail」に表示される広告に57.1%の広告主が賛成

Googleの「Gmail」に表示される広告に57.1%の広告主が賛成~米調査

米Googleがベータテストを行なっている無料のWebメールサービス「Gmail」にAdWords広告が表示されることについて、57.1%の広告主がこれに出稿したいと考えていることが、米マーケティング調査会社のMosaic Mediaの調査でわかった。Gmailに広告が表示されるのを完全に拒否した広告主は19%に止まった。

プライバシー問題で何かと話題のGmailですが、広告主からすると魅力的な媒体に写るようです。

ただし条件があり「検索結果の横に表示されるAdWords広告よりも安い料金となることを望んでいる」そうです。「検索のように情報が要求されている状況ではないので、Gmailはより安くあるべきだ」と意見はもっともではないかと思います。

実際にサービスが開始され、どの程度の効果があるのか興味深いところです。

Posted by enatural at 18:59

アクセシビリティを点検するソフト「情報伝達度チェッカー」

Webページのアクセシビリティを点検するソフト「情報伝達度チェッカー」

情報伝達度チェッカーは、高齢者や障害者でもWeb上の情報に問題なくアクセスできるかどうかをチェックするツール。チェックする項目は、アクセシビリティ確保に必要となる基本項目だという「文章構造の適切さ」「リンク文章の適切さ」「テーブル構造」「画像のALT属性」の5項目。

2,100円のシェアウェアだそうです。30日間の試用が可能です。

IEで開いているWebページ上で右クリックして表示されるメニューから「情報伝達度チェッカー」を選ぶだけで、HTMLのチェックが行なわれ、結果が別ウインドウに表示される。

使い方も非常に簡単です。一度試してみてはいかがでしょうか?

Posted by enatural at 16:17

WebサイトのROI検証サービス、ビービット

WebサイトのROI検証サービス、ビービットが今月にも開始

効果検証サービスは、ユーザーがWebサイトに期待する効果と、その運用に掛けているコストなどからROI(投資対効果)を検証するためのレポートを作成するもの。ユーザーの目的に応じて測定指標を設定したうえで、Webサイトへのアクセスログなどを分析。現時点で実現できている機能のほか、改善点やこれからの設計の方向性などを報告する。

ビービットと言えばユーザビリティですね。

Webサイトがeビジネスやブランド確立の重要なツールだとの認識が高まってきたことで「ようやくROIを測定できるチャネルの1つになった」(遠藤社長)。ただ、市販のログ分析ツールなどが提供する数値の意味や活用の仕方が分からないユーザーが少なくないと見て、新サービスを投入する。

弊社でもアクセス解析ツールは提供しておりまして、次期バージョンではコンバージョン率も計測できるようになります。簡単なところでは、GoogleアドワーズやOvertureの効果測定ができるようになると。現状のバージョンでも可能ですが、マーケティングに強いアクセス解析としてその辺を進化させる予定です。

いちにのアクセス解析

さらに、便利な使い方をまとめて、いちにのさん.comもリニューアル予定です。ご期待下さい。

Posted by enatural at 14:08

検索市場の変化と各社の戦略

検索市場の変化と各社の戦略

検索業界を取り巻く状況が劇的な変化を遂げる中、検索サイトを運営する各社は今後の狙いをどこに定めているのか。連載1回目の今回は、GoogleやYahoo、MSNを中心に、検索サービス市場における変化と現状をまとめた。

CNET Japanによる「サーチエンジン戦略を探る」という、非常にタイムリーな特集記事の第一回です。非常に読み応えのある特集です。業界の流れを把握するためにも是非ご一読を。

それにしても、Googleの登場が本当の多くの出来事を変えていったことがよく分かります。IPOでGoogleがどこへ向かっていくのかも、興味深いところです。極力、会社に影響を及ぼさないようなIPOをしたいと考えてはいるようですが。

中でも、やはり「リスティング広告」はインターネットの広告自体を変えつつるあると言って良いと思います(既に変えてしまった?)。

記事にありますが、

米Interactive Advertising Bureau(IAB)の発表によれば2003年度の米国インターネット広告市場は前年の60億1000万ドルから72億7000万ドルまで増加したが、この中に占めるリスティング広告のシェアは前年の15%から35%までに急拡大している。

リスティング広告のシェアはまだ伸びる可能性があります。リスティング広告に参入する企業もいるでしょうし、AdSenseのような広告ネットワークもより広がりを見せるでしょう。

如何にリスティング広告が強力かは、

先日発表されたGoogleのIPO資料によるとGoogleの2003年度の売り上げ9億6190万ドルのうち95%がこれらの広告収入によるものだという。

この数字からも分かります。

そして、Googleがサービスを拡充し、ある意味でのポータル化が進んでいます。それに対して、Yahoo!とMSNがどのような対策を打ってくるか、非常に興味深いところです。Microsoftはデスクトップを押さえていますからね。GoogleがインターネットOSとして機能するかどうか、なんていうのも注目でしょう。

ただ、Microsoftが気をつけなくてはいけないのは、Windowsのシェアが数年後に60%くらいまで落ち込むことが予想されていることです。逆に、インターネット上の事業に力を入れている理由がそこにあるのかもしれませんが。

Windowsのシェア、2007年には58%に?

MicrosoftはWindowsで現在、クライアントOS市場の約90%を握っているが、徐々に新しいデバイスが登場し、2007年までにWindowsのシェアは58%に落ち込むと同氏は予測している。

日本の「国内検索サービスの過去といま」もまとめられていますが、「Hole-in-One」とか「CSJインデックス」とか懐かしいですね。そういえば、1995年当時は日本語の検索エンジンというのはなくて、リムネットやベッコアメのホームページリストからいろいろ辿っていたのを思い出します。その後、ODINや千里眼を使っていました。リムネットもベッコアメも買収されてしまいましたし、日本語の検索サービスも今はありません。

Posted by enatural at 13:50

2004年5月10日

RSSとAtomで広告を配信する米Pheedo

RSSとAtomで広告を配信する米Pheedo、シリーズAファイナンスを完了

RSSとAtomによる広告配信ネットワークを構築している米Pheedoは6日、ベンチャーキャピタルのFastlane VenturesによるシリーズAファイナンスを完了したと発表した。金額などの詳細は明らかにされていない。

RSSに広告を挿入するビジネスモデルが認められたということでしょうね。

メールによるマーケティング活動が迷惑メールによって困難に直面していることから、Pheedoは顧客が完全な主導権を持つRSSとAtomによるマーケティングこそが効果的であると主張し、そのための技術とネットワークを開発している。

日本でも水面下ではどこかが準備していますか?

Posted by enatural at 17:22

2004年5月 7日

Googleの検索結果をビジュアル表示する「Grokker2.1」発表

米Groxis、Googleの検索結果をビジュアル表示する「Grokker2.1」発表

Grokkerでは、サーチエンジンの検索結果を内容に応じて分類して画像として表示するため、求めている情報を一目で見つけられるようになる。そのためGrokkerは、サーチエンジンの次世代ユーザーインターフェイスとしてしばしば取り上げられている。

記事によると日本語での使用はいまいちのようです。一度、試してみたい気はしますが。

Grokker2.1はWindows XP/2000と、Mac OS X 10.2.6以上およびSafari 1.0以上に対応。30日間試用可能で、1ライセンス49ドルで購入できる。
Posted by enatural at 16:50

テレビCMで流れるURL、半数は「覚えていない」

テレビCMで流れるURL、半数は「覚えていない」~Webドメインマーケティング調査

事前調査の設問では、「テレビCMでURLを見たこと、聞いたことがある」と答えた人が5,000人中3,012人と約60%に達している。しかし、「テレビCMのURLをいくつ覚えているか」という設問に対しては、「覚えていない」と答えた人が全体の53.2%となり、テレビCMでURLを視聴者に覚えてもらうことの困難さを示す結果となった。

確かに、覚えているものを挙げよ、と言われてもさっぱり思い出せませんね。と、いうより、テレビCMでドメインを覚えて貰う必要あるんですかね。アコムのURLを覚えている人が多かったようですが、アコムを必要としている訳ではないはずで。

Webドメインマーケティング事務局では、テレビCMからWebサイトへのアクセスを集めるには「アドレスを覚える苦労をユーザーにさせない」ことが必要で、テレビCMではより覚えやすいドメイン名を使うなどの配慮や、耳に残る音や歌でURLを覚えてもらうといった工夫が重要であるとしている。

もちろん、覚えられているにこしたことはないと思うのですが、覚えて貰うのが難しいことが分かった以上、SEOなりキーワード広告を出すなりで、例えば検索エンジンからどうやってうまく誘導するかに注力した方が良いかもしれませんね。

本当に興味があるサービスだったり製品だったら、URLを覚えようとすると思いますので、覚えやすいURLであるということも非常にポイントだったりすると思いますが。

Posted by enatural at 16:48

MSNは「万人の心」をつかめるか

MSNは「万人の心」をつかめるか

MicrosoftのMSNでは「万人の心をつかむ」ことを目指しているというが、 同社でポータル戦略を統括するYusuf Mehdiと話していると、そんな野心的な目標も決して手の届かないものではない気がしてくる。

MSN VideoやMSN Premiumを立ち上げたMehdi氏インタビュー。

・新しい検索エンジンは1年以内に最初のバージョンがリリース予定
・Googleをライバルとは思っていない
・「株式市場の値上がり率上位10銘柄は」といった質問に答えられるようになることが理想
・音楽ダウンロードサービスの最初のバージョンはiTunesのように曲単位、アルバム単位で購入できるものになる予定
・MSNメッセンジャーに少し手を加えればSNSを提供可能である
・安全、セキュリティ、プライバシーなどが顧客が求めるものである
・AOLの買収についてはよく分からない

「エバンジェリスト的な製品」---つまり、パーティの話題をさらうような製品を作りたいですね。Appleにこびるわけではありませんが、iPodはそうした要素を備えた製品だと思います。TiVoもそうです。これらの製品は、話題を作り、人々に「なるほど、おもしろそうだ」と思わせる製品なのです。

このコメントが非常に印象的でした。裏を返せば、Microsoftにはそういう製品がないと考えている訳で。

Posted by enatural at 16:41

引き算の思想が文字を引き立てる

引き算の思想が文字を引き立てる

引き算の思想によるデザインは、シンプルであるため、一見すると無造作に文字を配置しているように見えるかもしれない。しかし原氏のデザインが文字に対する細やかな配慮に支えられているのは言うまでもない。「見ていることに気付かずに、無意識に脳に染み込んでしまうのが理想。そうした文字をデザインするためには、文字間や行間などの微かな差に気持ちを通わせる必要がある」と原氏は語る。

原氏が担当した自身の書籍、デザインのデザインも凄くシンプルですね。

designofdesign.gif

負ける建築もこれまたシンプル。

makerukenchiku.gif

どうしてもデザインしていると付け足す方向で考えてしまうのですが、可能であれば「引き算」でいきたいものです。

ぼくはデザインではなく、文章については「引き算」で考えていました。とかく余計な修飾語などを使ってしまいがちなのですが、極力シンプルな文章にするために校正します。これ以上削れない、というところまで削るように心がけています。あ、blogは別ですよ。指が勝手に動いてつらつら書いていますので(笑)

Posted by enatural at 16:32

ページランクつき検索エンジンProogle

ページランクつき検索エンジンProogleというのが、切込隊長BLOG ~俺様キングダムで紹介されていました。

これ、面白いですね。切り込み隊長も書いていますが「問題は、ページランクと表示順序に乖離があるらしくて(公式アナウンスされてたと思うが)」というあたり、どうしてページランクが低いのに上位に表示されているのかとか、なかなか興味深いですね。あ、やっぱり、コレがポイントなのね、みたいな。

ページランクを計算しているようなので表示には時間がかかりますが、SEOの競合調査などをする時にはけっこう便利かもしれません。SleipnirにはGoogleツールバーを入れられないので。早速、Sleipnirの検索窓に追加しておきました。

Posted by enatural at 10:14

2004年5月 6日

“PR界の異端児”に聞くアクセスアップ法

クイズで販促――“PR界の異端児”に聞くアクセスアップ法

「クイズで企業や商品を強力にPRできる」――そう主張するのは、ECサイトの販促用クイズを作成する「クイズプロデューサー」の弘中勝氏。クイズ企画会社ウィンビットの社長でもある。

ありがちなクイズは商品名の一部を隠して答えさせたりするものですが、「そんなクイズでは顧客を逃がしてしまう」と弘中社長。

それでは、どんなクイズが良いかというと「次を知りたい」と思わせるようなクイズなんだそうです。

回答者の知識欲を刺激しながら「次を知りたい」と思わせて、自然に商品の特徴が頭に入るクイズを作ることが、弘中社長の「クイジング」=クイズ制作技術だ。

昔、ぼくがアメリカを放浪している時にギャギング=どうしようもないギャグを言うことを流行らせたのと似ていますね。アメリカの中部にいたときに、西から流れて来た人が「日本人でギャギングをする人がいるらしいですよ」「あ、それぼくですよ」というのに似ているかもしれない。あ、全然違いますね。すいません。
(ググったらこんな恥ずかしいものが出てきました)

それはさておき、このクイジングですが、

テキストベースの地味なページ。アクセス数を増やすことには興味がなく、宣伝もしていない。ただ、クイズ形式で楽しく学べるというだけで有名になり、自然とアクセスが集まった。クイズで知識欲を喚起しながら分かりやすくものごとを伝えれば、企業サイトのアクセスアップやECサイトの商品PRもできるかもしれないと考え始めたのはこのころだ。

実体験がベースとなっているそうです。

SEOとは違う方向から、

「検索してまで見たい」と思わせるサイトにする

という方向性がある訳ですね。

単なる懸賞キャンペーンではなく、このような一歩踏み込んだアイデアを盛り込むのも良いかもしれません。

Posted by enatural at 15:30

WebサイトをCSSで再構築するサービス

WebサイトをCSSで再構築するサービス

W3Cが勧告した文法に準拠して、CSSとHTMLでサイトを再構築する。HTMLファイルを軽量化し、読み込みを高速化できるほか、ロボット検索にヒットしやすくなるとしている。

「価格はサイト規模やデザインに応じて個別に見積もる」ということですが、どんなサイトでも再構築してしまうのでしょうか。

今後はこのようにHTMLとCSSで構築していくサイトが増えていくでしょう。少し前だったらFireworksでデザインして書き出して、みたいなテーブルガチガチのデザインが主流だったと思うのですが、この流れは大きく変わりそうです。Webデザイナーという職種にも、デザインとHTMLのコーディングだけでなく、CSSのスキルが求められそうです。CSSはプログラムのような雰囲気もあるので、ここを乗り越えられるかどうかは山場になるかもしれません。

さあ、一緒に乗り越えていきましょう。

SEOの時がそうだったように、クライアントが少し勉強するとSEOを前提にしたサイト制作などはすぐにデフォルトになります。今回のCSSを活用したデザインに関しても、そのメリットは大きいですから、クライアントから「CSSを利用してください」というリクエストが来るのは想像に難くありません。しかも、そのスピードは速いと思われます。“その時”に慌てないようにしたいですね。

Posted by enatural at 15:20