SEOの最近のブログ記事

Webマーケティングをする上で、大きめのニュースがありました。

Googleにログインした状態で行う検索について、検索キーワードなどの情報がSSLで暗号化され、アクセス解析などのツールに渡さない、という仕様への変更です。

ただし、常にログインした状態でGoogleを利用される方は少数派のようで、本日あたりのアクセスログを見ても、数パーセント〜10パーセント程度でした。どちらにしても、大きなニュースですので、今後の動向を把握しておきたいところです。

↓参考

Google Japan Blog: Google の検索セキュリティを強化しました
http://googlejapan.blogspot.com/2012/03/google_06.html

Google では、数カ月前にgoogle.com 上でログインした状態で検索をすると、デフォルトでSSL暗号化される変更を加えましたが、今回、co.jp ドメインにおいても、同様にデフォルトで暗号化されるようになりました。

2011-02-25.png

「米Googleがアルゴリズム変更」と、Yahoo!のトップページにトピックスとして掲載されていました。

これまでにもあったかもしれませんが、アルゴリズム変更が最大手のポータルサイトのトップページに掲載されているのが、興味深いポイントでした。

というわけで、Googleはもちろん、Googleの検索エンジンを採用しているYahoo!JAPANにも影響がありそうです。

まずは米国で導入してからということですので、要確認ですね。


emiri.png

ちょうど良い事例を思いついたので、紹介します。

この画像は、Googleで「emiri」と検索した結果ページです。

上位は、

1位 辺見えみり
3位 中山エミリ
4位 宮本笑里

と、有名なemiriさん達が並んでいます。

検索結果をよく見ると・・・、「えみり」「エミリ」「emiri」が太字になっているのがわかりますでしょうか?

これはすなわち、検索エンジンが「emiri」=「えみり」「エミリ」だと理解しているという印です。


だいぶ以前は、「えみり」も「エミリ」も「emiri」も全て別キーワード扱いだったと思うのですが、検索エンジンの進化がわかりますね。おそらく宮本笑里さんを検索される方も増えていくことでしょうから、近い将来には「笑里」も「emiri」と同一だと理解してくれるのではないかと思っています。

今回の例は、「ローマ字」「ひらがな」「カタカナ」が同一とされ、「笑里」は別とされていますが、キーワードによっては「漢字」や「送りがな違い」など、各種対応されていたり・されていなかったりという状況です。自社に関係ありそうなキーワードは、たまに検索してみると気づきも多そうですね。

以前は、検索キーワードのゆれやユーザーの誤入力へ対応するためにSEOの小技が必要だったのですが、検索エンジンが進化してくれてると助かります。

yahoo_change.gif

Yahoo!の検索エンジンが、Googleに変わりました。といっても、私のパソコンではFirefoxだけですが・・・

ちなみに、IEでは以前のままの検索結果でしたし、Yahoo!へのログイン有無やアカウント違いでもその状況は変わることはありませんでした。私はたまたまFirefoxでしたが、イーナチュラルの社内でもIEだけGoogleになったり、ChromeがGoogleになったりと、人によって状況は違います。

徐々に、Googleでの検索結果の運用範囲を広めているようですので、全切替の足音が相当近づいているようです。

yahoo_screen.gif

そういえば、ヤフーのサイトエクスプローラーにサービス終了の案内が出ていました。

いよいよGoogle検索エンジンに切り替わるタイミングか? と期待せずにはいられません。状況から察するに、着々と切替準備が進められていることは確かなようです。

ヤフー:サイトエクスプローラー

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執筆者プロフィール

shinya

齋藤伸也 

イーナチュラル 代表取締役

勤務地:東京の京橋
出身地:北海道函館市
現住所:東京都江東区

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